インクと紫煙と珈琲と。

買った本、読んだ本。数多ある本たちとの数奇な出会いを綴ります。

2017/03/07

おはようございます(現在11時)。本日は薬が切れてしまったので精神科受診日にしました。

昨夜は同居人が帰宅するまでに一度寝落ちしてしまい、2時間も寝てしまってました・・・(汗)

早寝早起きを訓練や再就職前には体に覚えさせようと思ってるんですがやはり、一年半の怠惰な生活が祟ってるようですな・・・

 

さてさて、昨日は相談を終えてから予定していたブックオフにも向かってみました。

正直、そんなに手応えはなかったような気がしたんですが、

ダフネ・デュ・モーリアの「いま見てはいけない」(創元推理文庫

 

 

を始め、合計7冊拾えました。ちょっとだけご紹介。

津村記久子「君は永遠にそいつらより若い」(ちくま文庫)こちらは「読書メーター」のお気に入り登録をさせていただいてる方の感想で興味を持って。津村さんは「浮遊霊ブラジル」を文學界で読んでから気になる存在です。

 

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

 

 ディケンズクリスマス・キャロル」(光文社古典新訳文庫)言わずと知れた古典の名著。蒼月海里「幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密 」(ハルキ文庫)にてこの本を元に一話の素敵なお話しが所収されており、そういえば読んだことないな、と感じたところに発見したので購入。

 

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

 

 

 

幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密 (ハルキ文庫)

幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密 (ハルキ文庫)

 

 中井英夫「虚無への供物」(講談社文庫)

新装版ではなく旧版を見つけゲット。日本三大奇書の一冊と言われる作品。こういう作品は手を出すか、否か、というところでいつも買い忘れたりしてしまったりしてたので思い出したが吉日、おまけに古本なので手も出しやすい。ということで購入。

 

虚無への供物 (講談社文庫)

虚無への供物 (講談社文庫)

 

 白河三兎「プールの底に眠る」(講談社文庫)書評家・北上次郎氏が大好きな白河三兎のデビュー作。後もう一冊白河三兎で欲しい本があるんですが、この方もなかなか棚に顔を出してくれないので、是非とも新作を待ちたい。出したら(多分)売れる。

 

プールの底に眠る (講談社文庫)

プールの底に眠る (講談社文庫)

 

 藤木稟バチカン奇跡調査官 闇の黄金」(角川ホラー文庫)シリーズ第三弾。既刊数が既に十冊以上になってしまってる本作なので、地味ーに積み積みしてます。こちらも読書メーターで知り合い、仲良くしてくださる方が大好きなシリーズで影響受けて興味を持った作品です。

 

バチカン奇跡調査官 闇の黄金 (角川ホラー文庫)
 

 庄野潤三「庭のつるばら」(新潮文庫

こちらは愛すべき岡崎武志さんのお気に入り作家さん、庄野潤三さんの文庫。正直、ブックオフであまり見ないので珍しいなぁと思い購入。自分のよく知るジャンルじゃなくても、岡崎さんのブログや本でその存在を知ると気になって追っかけたくなってしまう性分ゆえです・・・(笑)それに、カバーが愛らしくて気にいってしまいました。吉行淳之介蜷川実花版カバーなんかもそういえばここのお店で買ったなぁとか思い出しながらウキウキ帰宅。

 

庭のつるばら (新潮文庫)

庭のつるばら (新潮文庫)

 

 そして、充電切れのように帰宅してから潰れました。あ、その前に大崎梢主宰のアンソロジー「本屋さんのアンソロジー」(光文社文庫)を読んで乾ルカの短編に泣かされました。己にはタイムリーな内容で・・・。誉田哲也の短編には少し笑ってしまいました。もう少しで読み終える予定ですが、本屋さんのアンソロジー、あっちを見てもこっちを見ても本屋さん本屋さん本屋さんでこんな幸せなアンソロジーはありませんね。あぁ、素敵。

 

本屋さんのアンソロジー (光文社文庫)

本屋さんのアンソロジー (光文社文庫)

 

 

さて、このブログ、今日は試験的にスマホで書いてみてるんですが、今は病院の待合室。

書き出して30分くらい経ってる。さて、いつ呼ばれるんだか。

それにしてもここの病院は通いだして1年未満なんですが、本当に以前通っていた病院と雲泥の差でスタッフの仕事の仕方が雑なんですね。

患者を目の前にしているのに私語はするは、喧嘩しだすはモノに当たってデカイ音立てるわ。

精神科ですよ。患者さんがそうなってるならまだしも、仮にも職員として就業してる身がこれを醜態と感じないのかと、つくづく感じて本当にいい加減嫌になります。

医師は気弱そうながら芯を持って仕事をしてるから患者さんは多い。だけど、このスタッフたちが嫌で別の医院に移った人もいるのでは、と危惧さえしてしまう。

遥かに年上のこういう醜態を見るとつくづくこういう人間にはなるまい、と感じる、そんないやーな気持ちを抱えつつ、仕方なしに通っている今日このごろなのであります。

 

終わったら、母の誕生日プレゼントを選びに行こう。今日も、花粉が大変です。

 

 

江崎 すみ歌