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インクと紫煙と珈琲と。

買った本、読んだ本。数多ある本たちとの数奇な出会いを綴ります。

2017/03/12

ホルモンバランスが崩れてるのか眠い一日。本もほとんど読めずな二日間を過ごしている。昨日はショッピングモールにて就活用のスーツを購入。家人がホワイトデーとして買ってくれた。収入が無い身として有り難い。スーツ上下にトレンチコート買って一万ちょいで済むこのご時世は少し、ありがたい。(そうそう着るものでもないはずなので)

 

さてさて本についてブログを始めた(つもり)なので本のこと。この何日かで読んだ本と読んでいる本をご紹介。

読了本としては「日焼け読書の旅かばん」:椎名誠著:本の雑誌社

 

日焼け読書の旅かばん

日焼け読書の旅かばん

 

 東京の古本いちか何かで購入。300円だった。本の雑誌社の本は部数が割りと少ないのでよくぞ買ってた自分。と、当時ロクに古本知識も無かったはずの自分を褒める。多分一年くらい前に買ったものだ。椎名誠はこれまでに「寝ころび読書の旅に出た」(ちくま文庫)と「本の雑誌血風録」(朝日文庫)を読んでおり、彼の読書エッセイが好きでこちらもとても楽しませていただいた。

 

寝ころび読書の旅に出た (ちくま文庫)

寝ころび読書の旅に出た (ちくま文庫)

 

 

 

本の雑誌血風録 (朝日文庫)

本の雑誌血風録 (朝日文庫)

 

 

 

 

 元々テレビに出ていたのを見ていたのか、このモノカキ・シーナマコトは随分前から知っていたがそもそも何者なのかはわからずにこれまで暮らしてきていたら本の雑誌に出会った。これ、この人が創刊したんだなぁと気づき、本の雑誌から派生した本に纏わるエッセイ本に目をつけた。SF好き・昭和軽薄体と呼ばれる独特の文体で一躍ときの人になったのは「さらば国分寺書店のオババ」。

 

さらば国分寺書店のオババ (新潮文庫)

さらば国分寺書店のオババ (新潮文庫)

 

 こちらは持ってるけどまだ未読なので語れないけれど、目黒考二と共に創刊した「本の紹介」一本の「目黒ジャーナル」から進化した「本の雑誌」を創り上げた人なだけあり、忙しいのにとにかくよく、本を読んで旅に出て、酒を飲んで、仕事しての激務を熟してきた椎名誠の一部を垣間見れるエッセイは彼の日常を見つめる脳内が文字化されていて楽しい。目黒曰く、彼は読者が思ってる野蛮でやかましい人間ではなく(文章的にそう捉えられがち)極めて物静かに、繊細に物事を見つめている、と本の雑誌血風録の解説でつぶやいていた。事実、SF・私小説作家としても活動しており、「SFが読みたい」などの雑誌でも再読を薦められる作家として再度、注目を浴びているようだ。今後も、椎名誠については折を見て読んでいきたい。

 

本の雑誌406号2017年4月号

本の雑誌406号2017年4月号

 

 今月号は発売したんですな。買いに行かなきゃ(唯一の定期購読雑誌)。

 

 

次も「本」をおすすめする一冊。椎名誠とは毛色の違う理系ノンフィクション本を愛する成毛眞「もっと面白い本」(岩波新書)。

 

もっと面白い本 (岩波新書)

もっと面白い本 (岩波新書)

 

 こちらは前作「面白い本」(岩波新書)の続編。

 

面白い本 (岩波新書)

面白い本 (岩波新書)

 

 成毛眞は元・日本マイクロソフト社CEO。現在ノンフィクションブック書評サイトHONZの取締をしている。その他著書もかなり売れてる実業家の中でもかなり人気と知名度がある人。

成毛眞を知ったのは「本は10冊同時に読め!」(知的生きかた文庫)というなかなか読書論として攻めた体制の本を見つけた時だった。

 

 「本を読まない人はサルである」に笑って買ったら面白かった一冊。こちらと「面白い本」はほぼ同じタイミングで読み、読書のススメ方でこんな過激なやり方して、それを受け入れさせられるのもこの人の根っからの商売人気質のおかげなんだろうなぁとつくづく思った。

「もっと面白い本」では作者あとがきに「前作の読者で紹介した本全てを買った人がいた」とあるからもはや「成毛教」でも出来上がりそうな勢い。いやはや凄いです。

でも、読んでいて実際「読みたい」と思ってしまう、思わされてしまう文体がそこにあるのだから全て買う猛者が出てくるのはまぁ、納得出来てしまう、カラ凄い。ジャンルもノンフィクションというカテゴライズだけはそのままだが、教養系から雑学系、理系、数学、地図、歴史、人物、医学とまぁほぼ、なんでもあり。今回は全集やら辞書まで載ってしまうもんだから、総て揃えたらかなりの金額…(笑)猛者たちはどうしたもんだろう。その後が気になります。

 

本屋さんのアンソロジーから、このくらいしか読めてないので現在お手つきの本をご紹介。

岸本佐知子「ねにもつタイプ」(ちくま文庫

 

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

 

 久世光彦「一九三四年冬ー乱歩」(新潮文庫

 

一九三四年冬―乱歩(新潮文庫)

一九三四年冬―乱歩(新潮文庫)

 

 遠藤周作「作家の日記1950・6〜1952・8」(福武文庫)

 

 こちら3冊全て古本屋で100円で購入したもの。己が大してこれまで、読んで来なかったので100円本が宝になるケースはかなり高いです。こちら、3冊はぼちぼち読み終えそうかな。後はサリンジャー村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(白水社

 

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

 

 と、野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」(白水Uブックス

 

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

 

 を読み比べしようとかまぁもう、頭の中で自分の蔵書と日々格闘です(笑)

 

ちと、長めになってしまいましたが近況と本について、書けたので自己満足で締めます。明日は恐らく新刊書店に行くと思います。火曜日は職安に、ほぼ一日拘束されそうなので本とパソコン持っていこうかな。また、古本を注文したので火曜日、水曜日辺りに受け取れるかと思うのでまた、ご紹介しますね。

 

ではでは。

 

 

江崎 すみ歌。